【読了記録】『動的平衡-生命はなぜそこに宿るのか-』

9月に入りましたねー。
(8月1回も更新してなかったー!!)
ということで、これから毎日コツコツ書きためていこう。

さて、今日は「動的平衡」という10年前に出版された本を紹介します。

これは分子生物学者である福岡伸一という方が書かれた本で、
「生命はなぜそこに宿るのか?」という副題があるように

「生き物ってなんですか?」という大命題に対して、
生物学の観点から記された本です。


この中で大事なキーワードが本のタイトルでもある
「動的平衡」という考え方です。

動的平衡というのは、

「絶え間なく変化し続けることによって
 高次元の安定を作り出していることを指します。」

一つ例をあげると、「歩く」というこの動作も、
動的平衡といえます。

どういうことかというと、歩くとき片足を前に出して、
一瞬体全体のバランスを崩しながらも、
次の足が前に出ることで体全体の不安定な状態が解消される。

これを繰り返すことで「歩く」ということができている。

このように安定を崩して破壊をすることで、
新たに次の足が出るということが「合成・創造」され、
絶え間なく変化し安定し続けるということができる。

これが動的平衡の考え方です。

それで、この本では生き物というのはこうして、
絶え間なく自己を壊し、
新たに常に作り直すことができる仕組みを持ったものであり、
それが止まれば死を迎える、と捉えられています。

この考え方を少し転用すると、
会社という組織も一種の生き物と言えます。

会社の枠自体は変わってはいないけれども、
中身の人は常に変わり続けており、変化し続けている。

要らない事業は縮小させ、時代に求められた事業を広げていく。

この破壊と創造を繰り返すことを続けることは、
企業の生き残りにとっても、
とても大事なことであるかなと考えます。

時代の先読みは外れる場合があるから、
どんな事態にも対応できる変化力を鍛えておくのが、
個人としても会社としても安定するんでしょうね。

生命学も地味に社会で役立つので、
読んでみてはいかがでしょうか?

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