粉末の水素水という怪しい商品が発売始まりました。

今日の早朝にweb版の岐阜新聞でこんな記事が出てました。

ミネラルウオーター製造販売の奥長良川名水(岐阜県関市)は21日、水素水を粉末にした新商品「ハイドロエッグ水素パウダー」の販売を始めた。

https://www.gifu-np.co.jp/news/20180822/20180822-67427.html

少し前から健康にいいだとか何とかで、水素水が話題になりましたが、その延長ですね。

健康になりたいなら適度な運動して、飯食って寝ろ!!って一蹴したいところですが、

おもしろそーなので少し深めてみたいと思います。

水素水ってそもそもなんなん?

医学的には「水素豊富水」といい、水(H2O)の中に水素原子(H)と水素原子(H)が結合した水素分子(H2)が豊富に含まれている水のことです。

その水素分子の作用により、20種類以上の疾患や症状に対する効果効能が医学的な臨床試験により証明されています。

(ここで大事なのは水素分子の作用であって、水素イオン・水素水ってわけではないこと。)

ただ、水素は水に溶けにくいわけで、炭酸水みたいに圧力を上げて温度を下げれば、

ある程度は溶けるようにはなるとは思いますが、どんぐらい溶けるんでしょうか…

と、思い計算してみました。

どんだけ水素は水に溶けるんだろうか。

さて、まずは水素の溶解度を調べねばあかんわけですが、ちょちょっと調べてみたら以下の通りでした。

「温度0℃、大気圧下で、水1mLに0.022mLの水素が溶ける。

したがって、水1Lあたり22mLの水素が溶け得る。」

22mLの水素ってどんぐらいやーってなりますね。

というわけで、アボガドロの法則で考えれば、水素22.4Lで2g。

ってことは、1mLあたり0.00008928g。22mLは、約0.002g…。

少なっ!!

それも、0℃でのお話やし、ちょっとでも温度上がれば気化して飛んでってまう…。

圧力上げてペットボトルに入れても、蓋開けたら大気圧になって飛んでってく…。

つまり、水素水は存在はするが、大した量の水素は入ってないわけですね。

では、粉末ってほんまにできるのか??

気体をまず固体化する必要がありますね。(小学校で習った昇華の話)

二酸化炭素を固体化させるのでさえ、大気圧下で-79 °C にする必要があります。

じゃー水素を固体化させるには???

水素の融点が約-260℃なので、それ以下にする必要があります。笑

てことはこの商品、水素純度高いならめっちゃくそ冷たいことになります。

加えて、水素は純度が高いと空気中の酸素と結合して爆発します・w・

仮に、水素が粉末で入っているとしても相当成分は、ないに近そうですね。

(個人的な見解)

様々世の中にはいろんな商品やサービスがありますが、

一旦落ち着いてよーく考えることが大切ですね。

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする